連日テレビを賑わしている、吉本興業のお家騒動。
最初は闇営業、反社会的な人達との関わりの問題だったのが…吉本興業内のゴタゴタにシフトしてしまっていますが(汗)
個人的に宮迫博之さんと田村亮さんの謝罪会見は見ていてグッとくるものがありました。
謝罪会見としては大成功でしたね。
あの会見の後から世論の風向きが一気に変わりましたから。
この宮迫博之さんと田村亮さんの謝罪会見。
メンタリストDaiGoさんも大絶賛の謝罪会見だったようです。
私達が謝罪会見をすることはほぼないと思われますが、仕事のミスや、友人、恋人、配偶者…などに謝罪する時にも役立つポイントもありますので、心理学的に解説したDaiGoさんの動画を元に【いい謝罪】と【悪い謝罪】をまとめてみました。
目次
宮迫さんにみる「良い謝罪」~許してくれる謝罪ポイント~
責任転嫁しなかった
これは謝罪の基本。
宮迫さんは自分のミスを自分の責任として認め、謝罪をしていました。
「自分が悪いんじゃなくて○○が○○だから…」
などと、周りに責任転嫁をすると火に油を注ぐことになります。
自分の責任を逃れるような言動は叩かれる要因になります。
嫌み、挑発的な質問にのらなかった
怒ることによって印象は落ちてしまいます。
怒らせて悪い奴に仕立てようとする記者のいじわるな質問に宮迫さんは一切乗らなかった。
印象を下げることに失敗すると、自己保身しやすくするような優しいことを言ってくるそうです。
愚痴や文句を引き出すような質問など。
憶測で語らせてボロを出させるように仕向ける場合も。
実際、記者さんの質問でもありましたね。
でも宮迫さんは「僕の憶測では語りたくないので」と、うまくかわしていました。
感謝と後悔の気持ちを伝えた
信じてくれていた人への感謝と後悔。
宮迫さんは会見でダウンタウンの松本さんへの感謝の気持ちと後悔の念を話していました。
これは聞いてる側も誠実さを感じましたし、印象が良くなった理由のひとつだと思います。
次は、吉本興業の岡本社長の会見に見る【悪い謝罪】
どこが壊滅的にダメだったのか?
DaiGoさんはこう言っています。
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岡本社長の会見にみる「悪い謝罪」
岡本社長の場合、記者に謝っていたり、言い訳をしていたり…
誰に謝っているのかがわからない
↓ ↓ ↓
責任転嫁をしているように見えてしまう
岡本社長の会見は見ていてもいい印象は受けず、保身の為の会見に映った人も多かったのではないでしょうか?
なんだかモヤモヤと納得が出来ない…。
DaiGoさん曰く、【いい謝罪】の見本のような宮迫さんの会見と、【悪い謝罪】の見本のような岡本社長の会見だったようです。
次では謝罪する際に「やるべきこと」「やってはいけないこと」のポイントをまとめてみました。
謝罪の際に「やるべきこと」
被害者が聞きたい言葉を使う
自分が言いたいことではなく、謝る相手が聞きたい言葉を考える。
宮迫さんの謝罪の例で言うと…
会社を裏切ってしまった、ルールを破ってしまった、信じていた先輩を裏切ってしまった、詐欺被害者への謝罪…
被害者を立てて謝罪していた。
被害者に向かって言葉を発する
常に被害者に向けて言葉を発して、自分の犯した罪を認めて許しを請う。
罪を償う行動を用意してから謝罪する
客観的に語って言い訳をしない
やったことは全て謝る。
やっていないこと、思ってもいないことにに対しては「やっていない」「思ってもいない」と伝える。
謝罪の際に「やってはいけない行動」
言い訳をする。行動の正当化をする
他人を責める
自分の抱えていた問題、その当時思っていたトラブルを話す
責任転嫁しているように見えてしまうんだそうです。
ココがポイント
自分を正当化すると叩かれる。
「自分が悪かったんだ」…と、ひたすら自分叩いて叩いて下げる。
そうすると「そこまで反省しているならいいんじゃないの?」と相手(周り)が正当化してくれる。
自分で自分を正当化するのではなく、周りが正当化してくれるようにするのが謝罪
謝罪~まとめ~
言い訳せずに自分のしたことを全て認めて謝る。
当たり前のことですが、大事なのはそんな当たり前のことなんですね。
企業のトップやセレブほど、この当たり前のことが出来ないとか。
このお手本の2つの会見。
人に謝らなきゃいけない事態になった際には参考にしてみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。